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さりげなくニュース2008.8.31


   北京オリンピックが開催された八月八日にグルジアで戦闘が起きた。グルジアからの独立を志向していた南オセチア自治州をグルジアのサアカシュビリ政権が攻撃した。
 
  南オセチア自治州は親露的ということもあり、すかさずロシア軍の侵攻を招いた。
 
  グルジアといえば、旧ソ連圏諸国に属し、ソ連崩壊のどさくさに紛れて独立した国である。前の大統領はソ連時代の外務大臣として手腕を発揮したシュワルナゼであった。ドイツはかつてのシュワルナゼの手腕に敬意を表して亡命受け入れを打診するものの、グルジアに留まっている。 
  
  現大統領のサアカシュビリ大統領はアメリカの傀儡と見られているのはその経歴にもよるようだ。キエフ大学を卒業した後アメリカのコロンビア大学で法律を学んでいる。バラ革命では、コロンビア大学仕込みのプロジェクトを持ち込んだと言われている。一説にはシュワルナゼ転覆に、史上最強の相場師、ヘッジファンドのジョージ・ソロス丸抱えの資金提供で民主的反乱のプロジェクトをなしたと言われている。
 
  弱小国グルジアが単独の意思で軍事行動はなしえない。そこにはアメリカの暗黙の同意があったはずだと見られている。
 
  この軍事行動と間髪おかずにある合意がなされた。一年半以上も合意できずにいたポーランドに建設するミサイル防衛(MD)施設である。アメリカ側としてはこの施設を称して、イランや北朝鮮のならず者国家から打ち出されるミサイルの防衛だとしつこく主張するものの、確実にロシアを標的にしたものであることは自明だとみられている。ここにして、よもやこれまで共産圏の敷地内に強力な軍事施設を構築できるなどとは、冷戦時には、誰も想像すらできなかった。NATO(北大西洋条約機構)の東に向けた浸透はすさまじいという一語につきる。
 
  西トルキスタンへの民主化攻撃もロシアを苛立たせていることだ。クリントン政権時はこの地域に対しては共産圏の支配力温存をむしろ静観していた。それはイスラム政権や民族政権が現れるよりはましだという考えにもとづくものであった。一方ブッシュ政権になってからというものこの地域への影響力を強める方向に向かい始めている。ある見方によると、第一ステージは、イスラムやテロ組織を排除して第二ステージとしてロシアや中国から引き離す。仕上げとして近代的民主主義国家を作って欧米の影響下にある西トルキスタンに仕上げていく。
 
  この民主化で一番困るのは東トルキスタンをかかえる中国である。独立運動の火の粉があがることを防ぎたい。ここに、上海協力機構を通してロシアとの利害が一致することになる。
 
  この二月ロシアが絶対反対するセルビアからのコソボ独立はなされた。今回南オセチアや、アブハジアのグルジアからの分離独立を決して認めようとはしない米国やEUのダブルスタンダードにロシアの苛立ちは隠せない。
 
  ミサイル防衛計画に調印したポーランドに対して核攻撃も辞さないと言うロシア軍関係者の発言に対して米ライス国務長官はすかさず、NATOの一員をわれわれは守る義務があると応じている。
 
  新、米ロ冷戦の到来と巷にて言われているが、一連の動きを概観するとき、アメリカの仕掛けや世論作りのうまさは群を抜き、伊達に世界を牛耳っては居ない。
 
  舌戦は鋭く戦わされ、その後に収拾に向かうであろうという見方がある。